7月 2日 --
南米選手権コパ・アメリカ準々決勝は前回準優勝の
ペルーがPK戦の末に
パラグアイを下し、
2大会連続の 4強入りを決めた。
5日の準決勝はブラジルと対戦する。
試合は両チームが退場者を出してやや荒れた内容だった。
パラグアイは 11分に左コーナーキックをマルティネスが頭であわせ、
キーパーがブロックした跳ね返りをゴメスが押し込んで先制した。
ペルーは 21分にカリージョがペナルティーエリア右に持ち込んでゴール前に送り、ラパドゥーラが左足であわせて同点にした。
40分にはヨトゥンが左サイドからペナルティーエリア内にスルーパスを送り、
ラパドゥーラが反転しながら左足であわせて逆転した。
パラグアイは前半終了間際にゴメスが 2回目のイエローカードを受けて退場し、10人になった。
数的不利になって後半は不利な展開が予想されたが、
54分に右コーナーキックが左に流れたところをアロンソが左足で蹴り込んで同点した。
ペルーはそこから数的優位を生かして攻勢をかけ、
80分にヨトゥンが左足で 25メートル弾を放ち、
ディフェンスに当たって角度が変わったボールが決まり、勝ち越した。
その後はリードを守って逃げ切りたかったが、85分にカリージョが
2回目のイエローカードを受けて退場し、10人になった。
数的不利を解消したパラグアイは猛攻して 90分にゴール前の混戦からアバロスが押し込んで同点にした。
3-3で 90分を終了し、PK戦は
5人目を終えて 3-3となり、決着しなかった。
6人目は先攻のパラグアイが失敗し、
後攻のペルーが成功して終了した。