12月 13日 --
アジア・チャンピオンズリーグ(ACL)準決勝は
ヴィッセル神戸が延長の末に蔚山(
韓国)に 1-2で敗れ、決勝進出を逃した。
イエニスタを負傷で欠き、司令塔不在で臨んだ。
積極的に攻める蔚山に押されながらも守備を固めて失点の隙を作らずに進めた。
前半を 0-0で折り返し、後半は 52分に右コーナーキックをグラウンダーで蹴りいれ、
山口が右足であわせて先制した。
75分にはカウンター攻撃を成功させて佐々木がゴールを決めたが、
VAR(ビデオ・アシスタント・レフリー)によって
ボールを奪ったところで反則があったとして得点が取り消された。
81分には蔚山がゴールを決めたが、オフサイド判定によって得点は認められなかった。
だが、VARによってオフサイドにいた選手がプレイに関与していなかったとして得点が認められて 1-1となった。
延長は 103分に蔚山が右クロスをあげ、
ヨハンセンが頭であわせるチャンスがあったが、
GK前川が完璧な反応をみせてボールを叩き、失点を阻止した。
神戸は 109分に右サイドのフリーキックをゴール前にあげ、
ドウグラスが頭で叩きつけるチャンスがあったが、
キーパーの好守に阻まれた。
同点のままPK戦に進むかと思われたが、
終了間際の
119分にGK前川がペナルティーエリア内で蔚山のジュニオール・ネグランを体当たりで止める反則があり、PKとなった。
蔚山はジュニオール・ネグランがキックを決めて勝った。
決勝は 19日に行われ、蔚山は西ゾーンを勝ち上がったペルセポリス(イラン)と対戦する。