5月 12日 --
中国スーパーリーグは天津天海が財政破綻によって存続できなくなり、解散すると発表した。
中国は新型コロナウイルスの感染拡大によって国内経済が急激に悪化し、
クラブ経営を直撃している。この半年で 2部リーグ以下の 12クラブが経営破綻した。
1部リーグでの破綻は初めてとなった。
天津天海は 2006年に発足し、2015年にオーナーが代わったことでクラブ名を「天津権健」に変更した。
2019年にそのオーナーが逮捕されたことで天津市が管理することになり、
クラブ名を「天津天海」に変更した。
クラブの再建を目指して新しいオーナーを探していたが、見つからなかった。
11日に中国サッカー協会に対してスーパーリーグからの退会を申請して解散を決めた。
スーパーリーグには天津天海に代わって 2部から深圳が昇格する見通し。