3月 11日 -- サッカー女子 4カ国対抗戦「
シービリーブスカップ」は
日本女子代表「なでしこジャパン」(
世界ランキング10位)が
アメリカ合衆国(同1位)と最終戦を行い、1-3で敗れて 3戦全敗で終えた。
「4-4-2」布陣で臨み、
守備に当たり負けないセンターバック格の選手を 4人入れて臨んだ。
ツートップに田中と菅澤、
左サイドに中島、右サイドに籾木、中央に杉田と三浦、
左サイドバックに三宅、
右サイドバックに土光、センターバックに南と熊谷、
キーパーに山下が先発した。
開始からアメリカに攻め込まれ、7分に正面20mのフリーキックをラピノーに右足で直接決められて失点した。
26分にはGK山下のミスキックを自陣内で奪われ、プレスが放ったループシュートがGK山下の頭上を越えて決まった。
後半は岩渕を投入して反撃し、58分に杉田が左に叩き、中島が折り返したボールを岩渕が受けて右足で決めた。
さらにボールを有利に支配して押し込み、チャンスを作ったが、同点にできなかった。
75分には三浦がペナルティーエリア右でパスを受けて角度のないところから右足でシュートしたが、
左ポストに跳ね返されて惜しくも決まらなかった。
アメリカはロイドらを投入して盛り返し、
83分に左コーナーキックをホランが頭であわせて 3点目を入れた。
この日に行われたもう 1試合はスペインが 1-0でイングランドに勝った。
勝ち点はアメリカ 9、スペイン 6、イングランド 3、日本 0で終え、
アメリカが優勝した。
日本はこの後、東京五輪に向けた強化試合として 4月 11日にニュージーランドと対戦する。