1月 15日 --
U-23アジア選手権・グループステージB最終節は
日本がカタールと対戦し、前半に退場者を出して 1-1で引き分けた。
日本は 3試合で 1勝もできずに大会を終えた。
攻守に大きな課題を抱え、今夏の東京五輪に向けて不安を膨らませた。
「3-2-4-1」布陣を敷きワントップに小川、2列目に食野と旗手、左サイドに杉岡、右サイドに相馬、
守備的中盤に田中駿太と田中碧、3バックに町田、立田、橋岡、
キーパーに大迫が先発した。
前半は押し気味に進めたが、引いてプレイするカタールの守備を攻略できなかった。
終了間際に田中碧がボールを獲りに行ったプレイでカタール選手の足首をスパイクする場面があり、VAR(ビデオ・アシスタント・レフリー)によって反則と判定され、
田中碧にレッドカードが提示されて退場となった。
10人になった後半は「4-4-1」布陣に変更してプレイした。数的優位に立ったカタールに押し込まれる場面が多くなったが、
バランスが良くなり、効率よくプレイした。
73分に小川がペナルティーエリア手前でパスを受けて右足でグラウンダー弾を叩きこんで先制した。
その後はカタールの反撃を止められずに 76分にペナルティーエリア内でシュートしようとしたマシードに対して齋藤が足を出してブロックして倒し、PKとなった。
カタールはアルアハラクがキックを決めて同点した。
終盤はカタールが攻勢を続けたが、日本が失点を阻止して引き分けた。
同時刻に行われたもう 1試合は
サウジアラビアがシリアに 1-0で勝った。
勝ち点はサウジアラビア 7、シリア 4、カタール 3、日本 1となった。
サウジアラビアとシリアが準々決勝に進んだ。
大会は東京五輪のアジア予選を兼ね、開催国枠で出場する日本を除く、上位 3チームが出場権を獲得する。