4月 9日 -- 女子の国際親善試合は欧州遠征している
日本女子代表「なでしこジャパン」がパーダーボルンで ドイツ代表と対戦し、
長谷川と横山がゴールを決めて 2-2で引き分けた。
「4-2-3-1」布陣で臨み、ワントップに菅澤、トップ下に長谷川、左サイドに遠藤、右サイドに中島、
中央に杉田と三浦、左サイドバックに鮫島、右サイドバックに清水、センターバックに南と熊谷、キーパーに平尾が先発した。
開始から守勢を強いられて苦しかったが、35分にドイツのGKシュルトのミスをつき、
前に出て蹴った弱いパスを長谷川が奪い、左足で 30mロングシュートを決めて先制した。
後半はドイツが攻勢をかけ、53分に右クロスをポップが頭であわせて同点にした。
日本は 69分に再びGKシュルトのミスをつき、ペナルティーエリア手前でパスを奪って横山と中島がパス交換し、最後に横山が右足でシュートを決めて勝ち越した。
ドイツは 72分に左クロスをあげ、GK平尾が捕球しきれずに落としたところをフットが押し込んで同点にした。
終盤はドイツが攻勢を強めて連続してチャンスを作ったが、GK平尾が身体を張った好守で失点を阻止した。
日本は交代出場でなでしこデビューを果たした 19歳の植木が 90分に右コーナーキックを頭であわせる決定機があったが、ゴールライン上でドイツのディフェンスに蹴りだされて惜しくも決められなかった。
日本はこの後、 6月 7日に開幕する女子ワールドカップに出場する。1次リーグで 10日にアルゼンチン、14日にスコットランド、
19日にイングランドと対戦する。
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