3月 2日 -- 6月に フランスで開幕する 女子ワールドカップの前哨戦となる 4カ国対抗戦「 シービリーブスカップ」は 日本女子代表「なでしこジャパン」が ブラジル代表と対戦し、
終盤に 2ゴールを決めて勝ち越し、3-1で勝った。
「4-4-2」布陣で臨み、ツートップに横山と池尻、
左サイドに中島、右サイドに籾木、中央に宇津木と阪口萌乃、
左サイドバックに有吉、右サイドバックに宮川、
センターバックに大賀と南、キーパーに山根が先発した。
開始から積極的にプレイして押し気味に進め、
横山にボールを集めてチャンスを作ったが、得点できなかった。
前半途中からブラジルに反撃されて守勢を強いられたが、
44分に速攻をかけ、中島が中央でディフェンスとキーパーを引き付けて右にパスし、
フリーの籾木がキーパーの頭上を越すシュートを左足で決めて先制した。
ブラジルは 57分にペナルティーエリア内でパスをつないで最後にデビーニャが右足で決めて同点にした。
日本はそこから小林、長谷川、遠藤、鮫島、杉田を投入して攻勢をかけ、
81分に遠藤が右にパスし、籾木が折り返しのクロスをあげて小林が頭であわせて勝ち越した。
85分には敵陣ペナルティーエリア手前で籾木がボールを奪ってパスし、
長谷川がディフェンスを交わして左足で決めた。
この日のもう 1試合はアメリカとイングランドが 2-2で引き分けた。
勝ち点は日本 4、イングランド 4、アメリカ 2、ブラジル 0となった。
日本はこの後、5日にイングランドと対戦する。
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