6月 25日 -- ワールドカップ・1次リーグA組最終節はサウジアラビアがエジプトと対戦し、終了間際にゴールを決めて 2-1で勝った。
サウジアラビアはワールドカップで 24年ぶりの勝利となった。
エジプトは 3連敗となり、3度目のワールドカップ出場で悲願の初勝利を達成できなかった。
両チームは前節の時点で 2連敗し、すでに 1次リーグでの敗退を決めていた。
同時刻に行われたA組のもう 1試合はウルグアイがロシアに 3-0で勝った。
勝ち点はウルグアイ 9、ロシア 6、サウジアラビア 3、エジプト 0で終えた。
試合はサウジアラビアがボールを支配して有利に進めたが、先制できなかった。
エジプトは 22分に自陣から前線にボールを送り、サラーが受けてキーパーの頭上を越すシュートを決めて先制した。
サウジアラビアは 41分にアルシャーラニが左クロスをあげ、
エジプトのファティが左腕をのばしてボールを叩き落としてPKを獲得したが、
アルムワラドのキックがGKエルハダリーに阻止されて同点にできなかった。
前半終了間際の追加タイムにもサイードがペナルティーエリア内で倒されてPKを獲得し、
今度はアルファラジがキックを決めて同点にした。
後半は 90分が過ぎて引き分けそうだったが、サウジアラビアは追加タイム 5分に右サイドからボールを入れてオタイフが前に短くパスし、
アルダウサリが右足で決勝ゴールを決めた。
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