6月 23日 -- ワールドカップ・1次リーグF組は前回優勝のドイツがスウェーデンと対戦し、追加タイムにクロースがゴールを決めて 2-1で逆転勝ちした。
初戦のメキシコ戦で得点できずに 0-1で敗れ、この日も悪い流れを引きずって苦しんだ。
開始から圧倒的なボール支配で進めたが、先制できなかった。
スウェーデンは守備を固めてドイツの攻撃を跳ねのけながらカウンター攻撃を決めた。
32分に敵陣でボールを奪って右クロスをあげ、受けたトイボネンがディフェンスと競りあいながら柔らかく浮かしたシュートを放った。
GKノイアーの頭上を越えてゴールに決まった。
ドイツはハーフタイムにマリオ・ゴメスを投入して攻撃に変化を加え、反撃した。
48分に左サイドでパスを受けたベルナーがペナルティーエリア内に進んでゴール前に鋭いグラウンダーを流し込み、
マリオ・ゴメスがタッチして浮いたボールをロイスが左膝であわせて同点にした。
その後も一方的に攻めてチャンスを作ったが、決めきれずに簡単には逆転できなかった。
追加タイム 5分になってペナルティーエリア左脇でフリーキックを得て
クロースがボールを横に短く出し、ロイスが止めてクロースが右足でシュートを放った。鮮やかに決まって劇的な逆転劇となった。
F組のもう 1試合はメキシコが韓国に 2-1で勝った。
勝ち点はメキシコ 2、スウェーデン 3、ドイツ 3、韓国 0となった。
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