6月 17日 -- ワールドカップ・1次リーグF組は
メキシコが前回優勝のドイツと対戦し、
前半にあげた 1点を守り切って 1-0で勝った。
メキシコがワールドカップでドイツ(西ドイツを含む)に勝ったのは 4試合目にして初めてとなった。
守備を固めてドイツの手厚い攻撃を跳ね返し、攻撃は積極的にボールを前に進めてシュートを放った。
ドイツは黒星発進となり、連覇に向けて暗雲が立ち込めた。
前半は攻守で精彩を欠いた。
後半は攻勢を強めてゴールに迫ったが、決めきれなかった。
メキシコは 35分に前線でパスを受けたエルナンデスがドリブルで進んで左前にパスを出し、
ペナルティーエリア内で受けたロサノがディフェンスを横に交わして右足で決めた。
ドイツは 39分に正面 20mでフリーキックを得てクロースが右足で直接狙ったが、
GKオチョアが指先ではじいたボールがバーに跳ね返されて決まらなかった。
後半は 89分にブラントが正面 20mから右足で強烈なシュートを放ったが、
左ポストを直撃して跳ね返されて同点にできなかった。
F組のもう 1試合は 18日にスウェーデンと韓国が対戦する。
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