4月 13日 -- 女子アジアカップ・グループステージB組は日本女子代表「なでしこジャパン」がオーストラリアと 1-1で引き分け、
2019年にフランスで開催される FIFA女子ワールドカップ(W杯)の出場権を獲得した。
同時刻に行われたB組のもう 1試合は韓国がベトナムに 4-0で勝った。
この結果、日本、オーストラリア、韓国が勝ち点 5で並び、
3チーム間の直接対決成績を比較するタイブレークによって順位を決定した。
3チームとも勝ち点 2、得失点差 0で変わらず。
総得点は日本とオーストラリアが 1、韓国が 0となって韓国の 3位が決まった。
オーストラリアは全試合の得失点差で日本を上回ったため、1位を決めた。日本は 2位となった。
両チームは準決勝進出を決めた。オーストラリアは日本とともにW杯の出場権を獲得した。
韓国はW杯の出場権をかけてA組 3位のフィリピンと 5位決定戦を行う。
日本は 17日の準決勝でA組 1位の中国と対戦する。
試合は開始からオーストラリアが積極的にプレイして攻め、日本は守勢を強いられて苦しかったが、
失点せずに切り抜けた。徐々に盛り返して敵陣に攻め込んだが、前半は 0-0だった。
後半は互角の攻防が続き、日本は 63分に左サイドで岩渕がペナルティーエリア内へ縦パスを送り、受けた長谷川が中央に折り返して阪口夢穂が左足であわせて先制した。
オーストラリアは選手交代を行って反撃し、86分にサイモンがペナルティーエリア左からグラウンダーの緩いシュートを放った。
GK山下が捕球しきれずにこぼしたところをカーが蹴り込んで同点にした。
その後はオーストラリアが引いて守り、前に出てこなかった。
日本は無理に攻め込まずにディフェンスラインでボールを回して時間を流し、
試合終了となった。
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