6月 13日 -- 欧州遠征の日本女子代表「なでしこジャパン」はベルギー・ルーヴェンでベルギー代表と国際親善試合を行い、1-1で引き分けた。
高倉監督になって初めて「3バック」を採用し、左から市瀬、熊谷、高木が並んだ。
ツートップに田中と横山、トップ下に長谷川、左に杉田、右に中島、
守備的中盤に阪口と中里、キーパーに山根が先発した。
開始直後は体格で勝るベルギーに押し込まれたが、徐々にリズムをつかんでボールを支配し、有利に進めた。
8分に後方からのボールを阪口が頭で落とし、フリーの横山がペナルティーエリア際から右足でシュートする絶好機があったが、
バーを叩いて決められなかった。
その後もチャンスを作ったが、前半無得点だった。
後半は「4バック」に変えた。
23分に左後方のフリーキックをゴール前にあげ、ベルギーのディフェンスがクリアし損ねたこぼれ球を
菅澤が左足で蹴りこんで先制した。
ベルギーは直後に反撃し、27分に右クロスをファンゴープが頭であわせて同点にした。
終盤は両チームともチャンスを作ったが、勝ち越せずに終わった。
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