5月 24日 -- U-20ワールドカップ・1次リーグD組は
日本がウルグアイと第2戦を行い、0-2で敗れた。
開始からディフェンスが乱れて不安な場面を作り、
7分にセンターバックの冨安がボール処理を逡巡する隙にウルグアイのデラクルスに奪われてキーパーと 1対1になるピンチを作ったが、
デラクルスのシュートが左ポストの横に外れて事なきを得た。
その後は徐々に動きがよくなり、敵陣に攻め込んだが、
20分に攻撃の軸である小川が左足を負傷して
担架で運び出され、ロッカールームに下がった。交代で 15歳の久保が入った。
そこからリズムが悪くなってチャンスを作れなくなり、苦戦した。
ウルグアイは 38分にロドリゲスが右サイドで後方からのパスを受けてペナルティーエリア内に進み、
短いパスを出して受けたスキアッパカッセがディフェンスをかわして右足で決めた。
日本は後半開始から攻勢をかけ、55分に市丸がペナルティーエリア右に持ち込んで飛びしたキーパーの頭上を越すシュートを放ったが、
キーパーに右手を出されて弾かれた。
浮いたボールに久保が反応して頭であわせたが、バーの上を越えた。
59分には久保がペナルティーエリア左に持ち込んで左足で鋭い
グラウンダーのシュートを放ったが、キーパーの好守に阻まれた。
その後も日本が敵陣に攻め込んで押し続ける時間が続いたが、
細かくパスをつなぐワンパターンな攻撃が続き、ウルグアイのディフェンスが
確実に対応して決定機を作れなくなっていった。
終盤は 81分に坂井、88分に木を投入したが、効果はなかった。
ウルグアイは終了間際の追加タイムにカウンター攻撃をかけ、
ペナルティーエリア左で絶妙の縦パスを受けたオリベイラが左足で決めた。
D組のもう 1試合はイタリアが 2-0で南アフリカに勝った。
勝ち点はウルグアイ 6、イタリア 3、日本 3、
南アフリカ 0となった。ウルグアイは決勝トーナメント進出を決めた。
日本は 27日の第3戦でイタリアと対戦する。
|