1月 1日 -- 第96回天皇杯は
「吹田スタジアム」で決勝を行い、鹿島アントラーズが延長の末に川崎フロンターレを 2-1で下し、
6年ぶり 5度目の優勝を果たした。
鹿島はJ1リーグも制覇し、今季 2冠を達成した。
川崎は初の決勝進出で初優勝を逃した。今季はJ1リーグのチャンピオンシップ準決勝で鹿島に敗れ、またしても鹿島に優勝を阻まれた。
試合は開始から川崎が積極的に攻めて前線の大久保と小林にボールを集め、
決定的な場面を作ったが、決めきれずに先制できなかった。
鹿島はチャンスをあまり作れなかったが、42分に右コーナーキックをとり、遠藤がゴール前にあげたボールを山本が頭であわせて先制した。
後半は開始から川崎が攻勢をかけ、
54分に後方からの縦パスを小林がスルーして三好が受け、そこからペナルティーエリア内に送ったパスを小林が受けて右足で決めた。
さらに 65分にも小林が決定的な形でシュートしたが、左ポストにはじかれて勝ち越せなかった。
1-1で 90分を終了した。
延長は鹿島が有利に進め、 94分に後方から頭でパスをつないでペナルティーエリアに入れ、
受けた西がディフェンスと絡みながら横にこぼし、
ファブリシオが右足で叩きこんで決勝点とした。
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