10月 21日 -- FIFA U-17女子ワールドカップ・決勝は
日本がPK戦の末に北朝鮮に敗れ、準優勝した。
前回大会で初優勝し、2連敗を目指した大会だったが、
アジア予選の U-16女子アジア選手権で敗れた北朝鮮の壁を越えられなかった。
開始から押し気味に進め、前線の植木理子と高橋はなにボールを集めてチャンスを多く作ったが、
引いてゴール前を固める北朝鮮の守備を崩しきれなかった。
20分にゴール正面 25mのフリーキックを長野風花が右足で直接ねらい、
キーパーが阻止したこぼれ球を高橋が押し込もうとしたが、
ボールが右ポストの横に外れた。
28分には宮澤ひなたが正面から右足を振りぬいて 25m弾を放ったが、バーにはじかれた。
後半は北朝鮮が前に出て反撃し、日本は危ない場面を作ったが、失点せずに切り抜けた。
終盤は日本が長くボールを支配して押し込んだが、手詰まりになって最後まで決められなかった。
PK戦は日本が先攻をとり、高橋、植木、脇阪麗奈が決めたが、
4人目の金勝里央がバーの上に外した。5人目の長野は決めた。
北朝鮮は 5人全員が決めた。
2008年の第1回大会以来、4大会ぶり 2度目の優勝を果たした。
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