10月 8日 -- FIFA U-17女子ワールドカップは
2連覇を目指す日本がアメリカ合衆国と第3戦を行い、
後半に 3ゴールを決めて 3-2で逆転勝ちし、3連勝で決勝トーナメント進出を決めた。
開始からボールを支配して押し、有利に進めたが、
引いてプレイするアメリカのディフェンスを崩せずに苦戦した。
前線のカギとなる宝田沙織と野島咲良が厳しくマークされてシュートできずに消極的なプレイが続いた。
アメリカはカウンター攻撃かけて少ないチャンスを生かした。33分にキーパーが前線にロングボールを送り、
日本のセンターバック 2人が譲りあってクリアできなかった間をサンチェスが抜けてボールを奪い、
ペナルティーエリア内に進んで右足で決めた。
日本は左サイドにボールを集めて反撃し、53分に左コーナーキックを得てゴール前にあげたボールを植木理子が頭であわせ、
キーパーがブロックしたボールを再び植木が頭で叩いて同点した。
75分には右サイドから崩して中央にボールを送り、長野風花が縦パスをたたいて
フリーの菅野奏音が受けて左足で決めた。
77分には左サイドでパスを受けた宮澤ひなたが中央に流れながらゴール前 20mで右足を振りぬき、
キーパーの指先をかすめたボールが左ポストを叩いて決めた。
終了間際にPKで失点したが、リードを守って逃げ切った。
日本は 13日の準々決勝でイングランドと対戦する。
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