8月 12日 -- リオデジャネイロ五輪の女子サッカー準々決勝は
4連覇を目指したアメリカ合衆国がPK戦の末にスウェーデンに敗れる波乱があった。
五輪で女子サッカー競技が始まった 1996年のアトランタ大会から 5大会連続で決勝に進み、金メダルを 4つ獲得したが、
初めてメダルなしに終わった。
6回のワールドカップでもすべて 3位以内に入っており、
世界大会で過去最低の成績に終わった。
ボールを支配して有利に進め、チャンスを多く作ったが、
決定力を欠いて先制できなかった。前半を 0-0で終えた。
スウェーデンは少ないチャンスを生かし、61分に
エリア内でスルーパスを受けたブラックステニウスが右足で決めた。
アメリカは選手交代を行って反撃し、77分に後方からエリア内にあげたボールがスウェーデン選手の顔に当たって
ゴール前に落ち、モーガンが倒れ込みながら左足で蹴り込んで同点にした。
その後はアメリカが攻勢を続けたが、勝ち越せなかった。
延長でも得点は入らずに 1-1で 120分を終えた。
PK戦はアメリカが先攻となり、
1人目のモーガンが止められて失敗した。
スウェーデンは 3人目のセンブランが止められて失敗した。
4人目まで 4-4だった。
アメリカは 5人目のプレスがバーの上に外して失敗した。
スウェーデンはタールクビストが決めて
3大会ぶり 2度目の準決勝進出を決めた。
|