8月 7日 -- リオデジャネイロ五輪の男子サッカー競技は
日本がコロンビアと第2戦を行い、2-2で引き分けた。
2試合を終えて 1分 2敗となり、まだ決勝トーナメント進出の望みを残しているが、厳しくなった。
ナイジェリアとの第1戦からメンバーを変更し、浅野拓磨(アーセナル)、
矢島慎也(岡山)、井手口陽介(ガンバ大阪)、中村航輔(柏)が先発した。布陣は「4-4-2」を採用した。
前半はいい流れで進めて敵陣でチャンスを多く作ったが、決定力を欠いて先制できなかった。
10分に右クロスを興梠が胸で落とし、矢島が左足でシュートしたが、キーパーの好守に阻まれた。
34分には左クロスをフリーの藤春が頭であわせる完璧な場面があったが、シュートが右ポストの脇に外れた。
後半も開始からチャンスを連続して作ったが、決められなかった。
コロンビアは決定力を発揮して少ないチャンスを生かし、
59分にワンツーパスで日本の守備を揺さぶり、
グティエレスが正面エリア際から右足で決めた。
さらに 65分に藤春が自陣のゴールにボールを蹴り込むオウンゴールがあり、2-0となった。
日本は途中出場した南野を軸に反撃し、67分に南野のポストプレイから横に出たパスを
浅野が左足で決めて 1点差にした。
74分にはゴール正面でボールを得た中島が右足でカーブをかけた 25m弾を放ち、
バーをかすめながら鮮やかに決めて同点にした。
その後も日本がいい流れで進めたが、平凡な攻撃に終始して勝ち越すための決定的なプレイを繰り出せなかった。
同点のまま終わった。
1次リーグB組のもう 1試合はナイジェリアがスウェーデンに 1-0で勝ち、決勝トーナメントに進んだ。
勝ち点はナイジェリア 6、コロンビア 2、日本 1、スウェーデン 1となった。
10日の第3戦は日本がスウェーデン、コロンビアがナイジェリアと対戦する。
日本が決勝トーナメントに進むにはコロンビアが引き分けるか負ける必要がある。
|