アイルランドは 1988年大会以来、2度目の勝利となった。 1勝 1分 1敗で勝ち点 4となり、Ｅ組 3位を決めた。 26日の決勝トーナメント 1回戦は開催国のフランスと対戦する。

イタリアは前節の時点で 2連勝し、Ｅ組首位を決めていた。 27日の決勝トーナメント 1回戦はＤ組 3位のスペインと対戦する。

試合は互いに守備を固めて失点せずに進めたが、 アイルランドの方が勝ちに行く意欲が強く、攻撃で惜しいチャンスを多く作った。 21分に右コーナーキックをマーフィーが頭であわせたが、ＧＫシリグの好守に阻まれた。

イタリアは 77分にインシーニェがドリブルで進んで正面20mから右足でシュートし、 ワンバウンドしたボールが右ポストを叩く決定機があった。

アイルランドは 85分に均衡を破り、 右クロスをブレイディが頭であわせて決勝点とした。