他試合は北朝鮮がベトナムに 1-0、 オーストラリアが韓国に 2-0で勝った。 勝ち点はオーストラリア 9、中国 7、北朝鮮 5、韓国 2、日本 1、 ベトナム 0となった。

2位までが五輪出場権を獲得し、2試合を残して日本は中国と並ぶ可能性を残しているが、 中国が 2連敗する必要があり、自力で出場を決められなくなった。

「4-4-2」の布陣で臨み、ツートップに大儀見と横山、 左サイドに宮間を入れて中央に阪口と川村、右サイドに中島、 ディフェンスに鮫島、熊谷、田中、近賀、キーパーに福元が先発した。

開始から連携が悪く、リズムをつかめなかった。14分に最終ラインへのパスをお見合いして 中国のチャン・ルイ（張睿）に奪われ、エリア内から左足で決められた。

その後は次第に流れを引き寄せて敵陣に攻め込むようになったが、 横山が決定機でシュートを打てないなど、切れ味を欠いて同点にできなかった。

後半は岩渕を投入するなど、攻撃のテコ入れをしたが、うまくいかなかった。 58分にグ・ヤシャ（古雅沙）に正面から左足で 20m弾を決められて 0-2と引き離された。

その後は前がかりになって攻め、65分に横山がエリア内で中国のディフェンスからボールを奪って 右足で決めた。さらに同点を狙ったが、中国の守備が固く、追加点を奪えなかった。

日本はこの後、7日にベトナム、9日に北朝鮮と対戦する。