3月 2日 -- リオデジャネイロ五輪・女子アジア最終予選は日本女子代表「なでしこジャパン」が
大阪「キンチョウスタジアム」で韓国代表と対戦し、1-1で引き分けた。
2試合で 1分 1敗となり、勝ち点 1。五輪出場に向けて厳しい立場に立たされた。
オーストラリアは 2連勝で勝ち点 6とし、五輪出場に向けて大きく前進した。
初戦に勝った中国は北朝鮮と 1-1で引き分けて
勝ち点 4となった。北朝鮮と韓国は勝ち点 2。ベトナムは 2連敗で勝ち点 0。
2日前のオーストラリア戦から布陣を変更し、「4-5-1」を採用した。
ワントップに大儀見、トップ下に宮間、両サイドに横山と川澄、
中央に上尾野辺と河村、ディフェンスに有吉、熊谷、田中、近賀、
キーパーに福元が先発した。
前半はボールを有利に支配して押し、4分に横山が正面から右足で 20m弾を放ち、
バーを直撃する惜しい場面があった。
その後もチャンスを多く作ったが、先制できなかった。
後半は 59分に岩渕を投入して宮間を後ろの位置に下げる変更を行ったが、
これが裏目に出てチャンスを作れなくなった。
韓国に攻め込まれるようになってピンチを作った。
69分に自陣エリア内で倒れ込んだ近賀の腕にボールが当たり、PKをとられた。
GK福元がチ・ソヨンのキックを止めて危機を免れた。
終盤は前掛かりになって攻勢をかけ、84分に川澄の右クロスを岩渕が頭であわせて先制した。
そのままリードを守って逃げ切りたかったが、
87分にGK福元がクロスボールの処理で落球し、韓国のユン・ソルビンに拾われて同点ゴールを決められた。
日本はこの後、4日に中国、7日にベトナム、9日に北朝鮮と対戦する。
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