2月 29日 -- リオデジャネイロ五輪・女子アジア最終予選は日本女子代表「なでしこジャパン」が
大阪「キンチョウスタジアム」でオーストラリア代表と初戦を行い、1-3で敗れた。
布陣はツートップに背番号「10」をつけた大儀見と大野、両サイドに川澄と中島、
中央に宮間と阪口、ディフェンスに鮫島、熊谷、岩清水、有吉、キーパーに山根が先発した。
開始から押し気味に進めてチャンスを作ったが、先制できなかった。
オーストラリアはフィールド中盤で手厚くプレイして流れを引き寄せ、25分に連続攻撃から右クロスをデバナが頭であわせて先制した。
40分にはセンターサークル付近で審判にあたったボールを拾って速攻し、スルーパスを受けたヘイマンが飛び出したGK山根を交わして右足で蹴り込んだ。
日本は前半最後のプレイでエリア右に走り込んだ有吉がゴール前に折り返し、
阪口が左足であわせて大儀見がすべ込みながら左足で角度を変えて 1点返した。
後半は日本が攻勢をかけたが、同点にできなかった。
バランスよくプレイして崩れなかったオーストラリアは 78分に右クロスをフリーのゴリーが頭であわせて勝利を決める 3点目を入れた。
日本はこの後、3月 2日に韓国、4日に中国、7日にベトナム、9日に北朝鮮と対戦する。
6チームの内、上位 2チームがリオデジャネイロ五輪の出場権を獲得する。
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