前半は 26分に鈴木が左サイドを抜け出してドリブルで進み、 ゴール前に絶妙のボールを流し込んで久保が滑り込みながら右足であわせて先制した。

その後はイラクに押されて守勢を強いられた。 43分にコーナーキックをクリアしきれずにナジに頭でシュートされ、 ＧＫ櫛引が右手で阻止ししたが、浮いたボールをもう一度ナジに頭で叩かれて失点した。

後半はイラクの攻勢が続き、日本は苦しい時間帯が続いたが、粘りの守りで耐えて失点しなかった。 次第にイラクの勢いが衰えて終盤は日本が前に出るようになった。

前線での連動が悪く、攻撃陣はシュートを打てずにいたが、 追加タイム 3点に南野が右クロスをあげ、キーパーが前方にパンチしたクリアボールを後方から上がってきた原川が拾い、 正面 20mから左足を振りぬいて殊勲の一撃を叩き込んだ。

日本は 30日の決勝でカタール−韓国の勝者と対戦する。