前節の時点で B組首位と準々決勝進出を決めていた。 22日に A組 2位のイランと対戦する。

この日は先発メンバーを入れ替え、「4-3-3」布陣に変更して臨んだ。 ワントップにオナイウ、両サイドに中島と南野、 中盤に 19歳の井手口と三竿、そして主将の大島が先発した。

ボールを支配して序盤から有利に進めた。 27分に左コーナーキックをフリーの植田が頭であわせる場面があったが、ここはキーパーの好守に阻まれて得点できなかった。

31分にゴール正面でパスの出しどころを探しながらディフェンスを外した大島が 思い切って右足を振り抜き、25m弾を叩き込んで先制した。

53分には右サイドでパスを受けた南野がドリブルで横に動きながらエリア内に進み、 ディフェンスを引き付けて中央にボールを送った。井手口が右足であわせてグランダーを決めた。

4分後に植田が自陣ゴール前でボールをクリアした時に 足がサウジアラビアの選手と交錯してＰＫをとられて失点したが、 同点は許さずに逃げ切った。

B組のもう 1試合は北朝鮮とタイが 2-2で引き分けた。

サウジアラビアと北朝鮮とタイは勝ち点 2で並んだが、 3チーム間の直接対決で最も多くゴールを決めた北朝鮮が 2位となり、 準々決勝進出を決めた。22日に A組首位のカタールと対戦する。