7月 20日 -- 汚職事件で揺れる国際サッカー連盟(FIFA)は
スイスのチューリヒ本部で臨時理事会を開き、辞意を表明しているゼップ・ブラッター会長の後任を決める会長選挙を来年 2月 26日に実施することを決めた。
立候補の締め切りは 10月 26日。
ブラッター会長は自身の再出馬を否定した。また、組織改革のために 11人で構成される特別チームを立ち上げることを明らかにした。
記者会見ではイギリス人コメディアンのサイモン・ブロドキンが
壇上に歩み寄り、ブラッター会長に偽札を投げつける一幕があった。
次期会長選挙には元ブラジル代表で日本代表監督を務めたジーコ、
リベリア・サッカー協会のビリティ会長らが出馬の意向を示している。
FIFAの汚職事件は 5月 27日に米司法省が贈収賄や資金洗浄の罪で当時の副会長ら FIFA幹部 9人を含む 14人を起訴した。
ブラッター会長は 2日後の総会で 5期目の再選を果たしたが、6月 2日に辞意を表明した。
|