7月 10日 -- スポーツ仲裁裁判所は欧州選手権ユーロ2016予選 I組のセルビア−アルバニアの没収試合について
欧州サッカー連盟(UEFA)の裁定を覆してアルバニアの 3-0勝利する判決を下した。
試合は昨年 10月 14日にセルビアのホームで行われ、「大アルバニア主義」の旗を掲げた無人機が上空を旋回したのをきっかけにフィールド上で乱闘が発生し、41分の時点で打ち切られた。
UEFAは 10日後に試合をセルビアの 3-0勝利とした上で、勝ち点 3を剥奪する処分を決めた。
両国は異議申し立てを行ったが、12月 2日に UEFAが却下した。
さらに両国はスポーツ仲裁裁判所に処分取り消しの申し立てを起こして争っていた。
スポーツ仲裁裁判所はアルバニアの主張を支持し、試合をアルバニアの勝利とした上で、
セルビアに勝ち点 3を剥奪する処分を決めた。
この判決により、アルバニアは 3勝 1分となった。勝ち点 10で 2位にあがった。
セルビアは 1分 4敗で勝ち点 -2となった。本大会出場の可能性が消滅した。
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