6月 2日 -- FIFA国際サッカー連盟のゼップ・ブラッター会長(79)は
スイス・チューリヒの FIFA本部で記者会見して辞任を表明した。
5月 28日の会長選で 5期目の再選を果たしたばりだったが、
27日に副会長ら 7人が贈収賄事件よって逮捕され、会長に対する批判が止まず、
辞任を避けられなかった。
新会長は 12月から来年 3月まで開かれる臨時総会で決定する見込みで、
それまではブラッター会長が職務に当たる。
ブラッター会長はアフリカとアジアのサッカー発展に大きく貢献した功労者で
世界のサッカーを一つにまとめてファンを大きく増やした。
アフリカとアジアの台頭をよく思わないヨーロッパのサッカー関係者と政府関係者から
特に強い批判を受けていた。
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