9月 5日 -- ハビエル・アギーレ監督が就任した日本代表は札幌でウルグアイ代表と国際親善試合「キリンチャレンジカップ」を
行い、0-2で敗れた。
布陣は 4-3-3を採用し、初代表の皆川と坂井が先発した。うまく機能せずに後半は選手交代を行って 4-4-2に変更した。
前半はボールを有利に支配したものの、選手間の連携が悪く、動きは鈍かった。
左サイドの長友を軸に攻撃を仕掛けたが、中央と右サイドからの働きかけが弱く、単調な攻撃で得点を感じさせるチャンスは少なかった。
所属する ACミラン(イタリア)でゴールをあげて好調が伝えられていた本田はあまり目立たなかった。
ウルグアイは守備を固めて安定した試合運びだった。
34分にバックパスをこぼした坂井からボールを奪って攻め、エリア内でパスを受けたカバーニが右足で先制点を決めた。
70分には右クロスを酒井宏がクリアしきれずにゴール前にこぼれたボールをロデイロが押し込んだ。
日本は終盤に選手交代を行って攻勢をかけ、途中出場の武藤が積極的にゴールを狙って 88分に左足で 20m弾を放ったが、
左ポストをたたいて得点できなかった。
日本はこの後、9日に横浜でベネズエラ代表と対戦する。
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