6月 13日 -- ワールドカップ・1次リーグ B組はチリがオーストラリアに 3-1で勝利した。
開始から積極的に攻め、12分にエリア内でボールを回してバルガスが頭で落としたところをサンチェスが右足で蹴りこんだ。
14分には右から崩して中央でパスを受けたバルデビアが右足で決めた。
オーストラリアは守勢を強いられて苦しかったが、チリの動きが落ちてくると
攻めてチャンスを作るようになり、35分に右クロスをケイヒルが頭であわせて 1点返した。
後半は互角の攻防が続き、ともに決定機を作ったが、決められずに進んだ。
チリは 62分にエリア内に送られたボールをバルガスが詰めて蹴りこんだが、
ゴールライン上でウィルキンソンが蹴りだして得点にはならなかった。
終盤は両チームとも疲労が目立ち、運動量が大きく落ちた。
オーストラリアはボールを得ても敵陣ゴール前に運べなくなってチャンスを作れなかった。
チリは終了間際の追加タイムにピニージャがシュートしてキーパーがブロックし、
リバウンドを拾ったボセジュールがエリア際から左足のグラウンダーのシュートを決めた。
B組の勝ち点はオランダ 3、チリ 3、オーストラリア 0、スペイン 0となった。
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