メジャーリーグ2023年のルール改正

試合時間短縮のため、投手が捕手からボールを受け取ってから、投球するまでの時間を制限。 走者なしで 15秒、走者ありで 20秒とする。投手が違反した場合はボールカウントが増える。 打者は残り 8秒までに打撃体勢に入ることが求められ、違反するとストライクカウントが増える。

試合時間短縮のため、投手による牽制球をプレートを外す行為を含めて 2回までとし、3回目はアウトを取れなければボークとする。

試合時間短縮のため、打者が 1回の打席でとれるタイムを 1回のみに制限。

内野手が守備位置を極端に変更す戦術を禁止。 二塁ベースを境に両サイドに２人ずつを配置するように規制され、 外野に下がって守備することは許されない。

塁上での衝突防止のために一～三塁ベースを大型化。 これまでの 15インチ（38センチ）四方から、18インチ（46センチ）四方に変更する。

2020年から採用された延長戦を無死二塁から開始するタイブレーク制を廃止せずに継続する。

野手の投手起用条件を厳しくし、 昨年の「6点差以上」から 「リードされているチームは 8点差以上」、 「リードしているチームは 10点差以上の九回のみ」となった。 延長はこれまでと変わらずに無制限。