NBAプレーオフ 2回戦 2024

UPDATED 2024/5/20

ウルヴズ 20年ぶり西決勝に進出、 後半 20点差逆転で王者ナゲッツを下す

5月 19日 -- 西カンファレンスのプレーオフ2回戦ウルヴズが敵地でナゲッツと第7戦を行い、後半に攻守で圧倒して 20点差を逆転し、 98-90で勝って 20年ぶりの西カンファレンス決勝シリーズに進んだ。

前半はシュートが決まらずに得点が伸びなかった。 ナゲッツに主導権を握られて完全な負け試合の流れになった。 15点差で前半を終え、3Qは開始直後に 58-38となった。

そこでタイムアウトを取ってディフェンスを立て直し、 29点をとって絶好調だったナゲッツのジャマール・マリーを徹底マークして封じ込めた。 失点を止めて一方的に得点して追い上げ、67-66と 1点差にして 3Qを終えた。

4Qは開始直後にルディー・ゴベールがレイアップを入れて逆転した。 さらに追加点を入れてリードを守った。 ナゲッツに 3ポイントを返されて残り 4分半で 3点差だったが、ナズ・リードがフリースロー 2投とダンク、アンソニー・エドワーズが 3ポイントを入れて残り 3分で 92-82と 10点差にした。

ナゲッツは粘って残り 13秒で二コラ・ヨキッチがダンクを入れて 6点差に縮めたが、それ以上は得点できなかった。 ウルヴズがフリースローで追加点を入れて逃げ切った。

ウルヴズは後半に 60点取った。 カール=アンソニー・タウンズが 23点 12リバウンド、 マクダニエルズが 23点だった。 アンソニー・エドワーズは前半に 4点しか取れずに不発で 16点だった。

プレーオフの第7戦でハーフタイムの 15点差を逆転して勝ったのは史上初めてとなった。 西カンファレンス決勝はマーベリクスと対戦する。22日にホームで第1戦を行う。

ナゲッツはNBAファイナル連覇を果たせなかった。 後半は 37点しか取れなかった。 マリーが前半に 24点あげて 35点、 ヨキッチが後半に 21点あげて 34点 19リバウンド 7アシストだった。 2桁得点は 2人だけだった。