パトリック・ビバリーとテランス・マンを先発起用し、 小さいラインナップでディフェンスを重視した布陣で臨んだ。 その狙いが当たり、サンズのフィールドゴール(FG)成功率を 38.9パーセントに抑えることに成功した。
オフェンスはポール・ジョージが 27点 15リバウンド 8アシスト、 レジー・ジャクソンが 23点、イビチャ・ズバッチが 15点 16リバウンドだった。
カワイ・レナードは右膝を痛めて 3試合連続で欠場した。
サンズはクリス・ポールが新型コロナウイルスの隔離から復帰して先発出場したが、 15点 12アシストに抑えられて爆発力を欠いた。
第1戦で鼻筋を負傷したエースのデビン・ブッカーはフェイスガードを装着してプレイした。 ビバリーらの厳しいマークに苦しみ、精彩を欠いて 15点にとどまった。
プレーオフ1回戦・第3戦から負け知らずだったが、連勝を 9で止めた。
前半はロースコアで進み、互角だった。サンズが 48-46とリードして折り返した。
3Qはクリッパーズが攻勢をかけ、ジョージとマンを先頭に得点を伸ばしてリードした。 残り 3分半で 71-56とした。
4Qはサンズが追い上げて残り 7分で 89-83と 6点差に接近したが、同点にはできなかった。 クリッパーズはジャクソンがレイアップと 3ポイントを入れて引き離した。 その後もジャクソンとビバリーが 3ポイントを決めるなどしてリードを守り、逃げ切った。