NBA西カンファレンス決勝 2021

UPDATED 2021/6/23

エイトン残り 0.7秒逆転ダンク
サンズ劇的勝利で 2連勝

6月 22日 -- 西カンファレンス決勝サンズがホームでクリッパーズと第2戦を行い、 4Q残り 0.7秒でデアンドレ・エイトンがアリウープ・ダンクを決めて 104-103で勝ち、2連勝した。

開始から互角の攻防が続き、前半はサンズが 48-47とリードして折り返した。 後半も接戦が続き、終盤までもつれた。

4Q残り 1分半でサンズが 100-95とリードした後、 クリッパーズはルーク・ケナードがジャンプシュート、 ポール・ジョージがフリースロー 2投とレイアップを入れて残り 30秒で 101-100と逆転した。

サンズはデビン・ブッカーが右エルボーからジャンプシュートを決めて逆転したが、 クリッパーズは直後にジョージが正面からジャンプシュートを返して残り 22秒で 103-102とリードした。

さらにクリッパーズは続く守備でジョージがファウルを受けてフリースロー 2投を得たが、 2投とも外して引き離せなかった。

サンズは残り 7秒からの攻撃でマイカル・ブリッジスが右コーナーから 3ポイントを放ったが、 決まらなかった。ルーズボールはアウトオブバーンズに出て残り 0.9秒からサンズの攻撃となった。

ジェイ・クラウダーがコート内を見ながらインバウズパスをリング上に投げあげ、 スクリーンを使って上手くディフェンスを外したエイトンが走り込んで鮮やかにダンクを決めて逆転した。

その時点で試合終了になったとみられたが、審判団は 0.7秒残っていると判定し、 クリッパーズに再逆転のチャンスが残された。 だが、自陣からの長いインバウンズパスを受けたジョージは反転してシュートを打ち切れずに試合終了となった。

サンズはクリス・ポールの代役を務めるキャメロン・ペインが奮起して 29点 9アシストの活躍だった。 エイトンが 24点 14リバウンド、デビン・ブッカーが 20点だった。

ブッカーは 3Qにディフェンスにつくパトリック・ビバリーと衝突して 鼻筋を負傷し、出血した。ビバリーは額を負傷して出血した。

ポールは新型コロナウイルスの隔離によって欠場した。

クリッパーズはポール・ジョージが 26点 6リバウンド 6アシスト、 レジー・ジャクソンが 19点、イビチャ・ズバッチが 14点 11リバウンドだった。

カワイ・レナードは右膝を痛めて欠場した。