第5シードが第1シードを破る番狂わせを演じた。
若きエースのトレイ・ヤングを中心にベテラン勢がいい味を出してしなやかなバスケットを展開し、 力で押す優勝候補を下してみせた。
東カンファレンス決勝はバックスと対戦する。 23日にミルウォーキーで第1戦を行う。
76ERSは 20年ぶりの東カンファレンス決勝進出を逃した。 4年連続でのプレーオフ出場だが、今回も 2回戦の壁を突破できなかった。
試合は開始から守備的な流れで進み、互角の攻防が続いた。 4Qは残り 4分で 86-86となり、 ホークスはケヴィン・ハーターがターンアラウンド・ジャンプシュートを決めて勝ち越した。 さらにクリント・カペラがダンク、 ヤングが 3ポイントを決めて 93-87と引き離した。
76ERSはトバイアス・ハリスがレイアップを 2本決めるなど、 5点連取して残り 1分で 93-92と 1点差に接近したが、逆転できなかった。 ホークスはハーターがフリースロー 3投、 ダニロ・ガリナリがスチールからダンクを決めて残り 41秒で 98-92とした。
76ERSはシェイク・ミルトンがレイアップを入れて 4点差にしたが、 その後は 3ポイントが決まらずに点差を縮められなかった。 ホークスはフリースロー 3投を入れて残り 25秒で 101-94と引き離した。
76ERSは直後にジョエル・エンビードがリバウンドを押し込んで 5点差にしたが、 それが最後の得点となった。ホークスがフリースローで追加点を入れて逃げ切った。