対戦成績 1-3の劣勢から 3連勝で優勝したのは史上初めてとなった。 シリーズの最優秀選手(MVP)にはキャバリアーズのレブロン・ジェーズが選ばれた。
ジェームズは 3度目のNBAファイナル制覇となった。 ヒートで 2回優勝した後、キャバリアーズを優勝させるために帰還し、 昨年は惜しくもNBAファイナルで敗れたが、今季はその約束を果たした。
優勝を決めた直後に涙を流し、フロアにしゃがみこんで顔を手で覆った。
試合は序盤から激しい攻防となり、どちらも譲らずに終盤までもつれた。
4Q残り 4分半で 89-89となった後、互いにシュートを外してしばらく膠着したが、 キャバリアーズは残り 53秒でカイリー・アービングが右45度から 3ポイントを入れて勝ち越した。
ウォリアーズは直後にステフィン・カリーが 3ポイントを放ったが、決まらなかった。
キャバリアーズは続く攻撃でジェームズが優勝を決めるべくダンクに行ったが、 ドレイモンド・グリーンに反則で止められた。 この時にジェームズは右手首を負傷し、続くフリースローは 1投目を外したが、 2投目を決めて 4点差にした。
ウォリアーズは最後にカリーとマリーセ・スペイツが 3ポイントを放ったが、 決まらずに終了のブザーが鳴った。
キャバリアーズはジェームズが 27点 11アシスト 11リバウンド、 アービングが 26点あげた。 優勝するために 2年前にウルヴズから移籍してきたケヴィン・ラブは 9点 14リバウンドだった。
ウォリアーズはグリーンが 3ポイントを 6本入れて 32点 15リバウンド 9アシスト、 カリーが 4本入れて 17点、クレイ・トンプソンが 2本入れて 14点だった。