序盤から接戦となり、白熱した展開になった。 サンズは 3Q残り 7分でチャニング・フライが連続 3ポイントを 決めて 11点リードしたが、スパーズが すぐに反撃して 11点連取で同点にした。
4Qは残り 9分半で 77-77だったが、 スティーヴ・ナッシュが 3ポイントを入れてサンズが 勝ち越した。
その後は互いに点を取り合ったが、サンズが約 5点のリードを保った。 スパーズは残り 26秒でジョージ・ヒルが 3ポイントプレイを決めて 103-101としたが、同点には出来なかった。
サンズはグラント・ヒルが 2フリースローを入れて 4点差にした。 スパーズはエマニュエル・ジノビリが 3ポイントを外した。 サンズは残り 10秒でジェイソン・リチャードソンが 2フリースローを 追加して勝った。
サンズは好調を持続するアマーレ・スタウドマイアーが 29点だった。 ナッシュは 3Qにティム・ダンカンの肘を右目尻に受けて流血したが、 手当てしてプレイを続けた。 4Qは目が腫れてかなりプレイしにくそうだったが、シュートを決め続けた。 20点 9アシストだった。
ナッシュは 2007年にもスパーズとのプレーオフ 2回戦・第 1戦で トニー・パーカーと接触して鼻から流血したことがある。 その試合は競り負けたが、今回は勝った。
敗退したスパーズはパーカーが 22点、ダンカンが 17点、 ジノビリが 15点だった。 このシリーズは ディフェンスで流れを引き込めずに 失点が多かった。 4試合平均で 109.5だった。