トンプソンは 7月にトレードで移籍し、古巣「チェイス・センター」で初のウォリアーズ戦となった。 開始前の選手紹介ではアリーナのスクリーンにウォリアーズでの活躍をまとめたトリビュート動画が流れ、 アリーナのファンが総立ちになって拍手を送った。
トンプソンは得意の 3ポイントを 6本入れて今季自己最多に並ぶ 22点をあげる活躍だった。
試合はルカ・ドンチッチとステフィン・カリーの両エースが打ち合って激しい攻防となり、 前半はマーベリクスが 63-59とリードして折り返した。
後半はマーベリクスのシュートが決まらなくなってウォリアーズが一方的に得点して 79-66と一時 13点差をつけた。
マーベリクスはそこからドンチッチとカイリー・アービングが 10点連取して 3点差に追い上げ、4Qに入って残り 7分でトンプソンが右サイドから 3ポイントを決めて 102-100と逆転した。 さらにトンプソンがレイアップ、3ポイントと決めるなどして残り 4分半で 112-105と 7点差をつけた。
ウォリアーズは残り 3分からカリーに火がつき、ジャンプシュート、3ポイント、レイアップ、3ポイントと 4連打して 10点連取した。残り 27秒で 118-114と逆転した。 マーベリクスのクェンティン・グライムズに 3ポイントを返された後、 残り 12秒でカリーがフリースロー 2投を入れて 3点差にした。
マーベリクスは最後にドンチッチがドリブルで進んで正面右寄りから 3ポイントを放ったが、 リングを外してバックボードを強く叩いて失敗し、試合終了となった。
ウォリアーズは 2連勝で 9勝 2敗となった。サンズ、サンダーと並んで西カンファレンス首位。 カリーが 3ポイントを 5本決めて 37点 9アシスト、 ジョナサン・クミンガが 16点だった。
マーベリクスは 3連敗で 5勝 6敗と白星を先行させた。 ドンチッチが 31点 8リバウンド、アービンが 21点だった。