ワイルドカード・ゲーム2014

UPDATED 2014/10/1

青木 九回に同点犠飛、 ロイヤルズ壮絶逆転劇

9月 30日 -- アメリカンリーグのワイルドカード・プレーオフは 29年ぶりのプレーオフ出場を果たしたロイヤルズがホームでアスレチックスと対戦し、 九回に青木宣親が犠飛を放って同点にして延長12回の末に 9-8でサヨナラ勝利した。

ロイヤルズは地区シリーズ進出を決め、アメリカンリーグ 1位シードのエンゼルスと対戦する。 10月 2日にロサンゼルスで開幕する。

青木は 2番ライトで出場し、二ゴロ、遊ゴロ、三邪飛、二ゴロ、右犠飛だった。 安打はなかったが、進塁打で貢献した。二盗を記録した。

ロイヤルズは六回に 5失点して 4点劣勢になり、苦しかったが、 八回に 3安打に 1四球と 1ワイルドピッチを絡めて 3点挙げて 1点差にした。 九回は代打のジョシュ・ウィリンガムが右前安打で出塁し、 代走のジャロッド・ダイソンが送りバントと三盗で進んだ後、 青木が右翼線へ大飛球を放ってダイソンがタッチアップし、同点のホームを踏んだ。

12回表はアスレチックスが四球と犠打とワイトルピッチで 1死三塁とし、アルベルト・カラスポの左前安打で 1点勝ち越した。

ロイヤルズはその裏に 1死からエリック・ホスマーが左中間へ三塁打を放って出塁し、 続くクリスチャン・コロンの三塁内野安打で同点にした。 コロンは 2死後に二盗を成功させた。 サルバドール・ペレスが三塁線を破る安打を放ってコロンがホームに帰り、サヨナラ劇となった。