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UPDATED 2021/8/19

大谷「二刀流」炸裂 40号ソロ
自己最長 8回 1失点で 8勝目

8月 18日 -- エンゼルス大谷翔平が敵地のタイガース戦に 1番ピッチャーの「二刀流」で出場し、40号ソロ本塁打放ち、 自己最長の 8回を投げて 6安打 1失点、無四球 8奪三振で 8勝目をあげた。

エンゼルスは 3-1で勝った。2連勝で 61勝 61敗となり、勝率 5割を回復した。 アメリカンリーグ 9位でプレーオフは厳しい状況。

大谷は 4連勝で 8勝 1敗となった。防御率 2.79。 5月 28日のアスレチックス戦を最後に負けがなく、 好調を持続している。 この日は今季最多タイの 6安打を浴びたが、テンポよく投げ進めて球数 90と少なかった。

打者としては 4打数 1安打 1打点 1三振だった。打率 .269。 三振、右飛、二ゴロと 3打席目まで無安打だったが、 八回先頭打者の 4打席目に 2球目の甘いスライダーを完璧にとらえて振りぬき、 特大の飛球をライトスタンドに叩きこんだ。 飛距離 131メートル、球速 177キロだった。

シーズン 40本塁打はエンゼルスの左打者でレジー・ジャクソンを抜いて歴代最多となった。 右打者を含めた球団最多はトロイ・グロースの 47本。

一回のマウンドは 2点の援護を得てあがり、2安打を浴びて 1死一二塁にしたが、 後続を右飛併殺に打ち取って失点しなかった。

二回は先頭打者に中前安打されたが、後続を三ゴロ併殺と三振にとった。

三回は 1死後に左前安打されたが、後続を二ゴロと遊飛に打ち取った。

四回は三者凡退。五回は 1死後にウィリ・カストロに右越え 8越えソロを浴びて失点した。

六回は三者凡退。七回は 2死後に左前安打されたが、後続のカストロを左飛に打ち取った。

八回は自らの一発でリードを再び 2点にし、 三者凡退に打ち取って降板した。

九回はライセル・イグレシアスがリリーフし、三者凡退に打ち取ってアメリカンリーグ最多タイの 27セーブ目をあげた。


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