ジョン・ハーボー監督は試合後に守備バックスの故障者が多くなっていたため、 同点にして延長に進むのは不利だと判断し、勝利を決めに行ったと説明した。
「試合に勝つための適切な判断だった。 コーナバックが手薄になっていた。あの場面が最大の勝機だった。 」- ハーボー
レイブンズは連勝を 2で止めて 8勝 4敗となった。スティーラーズは 4試合ぶりの勝利で 6勝 5敗 1分となった。 AFC北地区は全チームが勝率 5割以上をキープし、大混戦となっている。
試合はロースコアで進み、3Qを終了してレイブンズが 10-3とリードした。 4Qはスティーラーズが攻勢をかけ、QBベン・ロースリスバーガーが 29yと 5yTDパスを決めて残り 2分を切って 20-13と逆転した。
レイブンズは最後の攻撃を自陣 40yから開始し、 ジャクソンが 22y、18y、13yとパスをつないで敵陣ゴール前に進み、 最後に中央に走り込んだワトキンスを見つけてTDパスを決めた。
勝負の 2ポイントコンバージョンはTEマーク・アンドリュースが右サイドに出てジャクソンが軽いショートパスを投げたが、 アンドリュースが捕球できずに落として決着した。
スティーラーズはジャクソンに 7サックを浴びせた。 LB T.J.ワットが 3.5サック、DEクリス・ウォームリーが 2.5サックの活躍だった。