WEEK 4

UPDATED 2021/10/4

QBブレイディ古巣で鮮やか勝利、 NFL通算パス記録を更新

10月 3日 -- バッカニアーズはQBトム・ブレイディが古巣のフォックスボロに凱旋してペイトリオッツと対戦し、 タッチダウン(TD)パスを決められなかったが、4Q残り 2分で逆転の 48yフィールドゴール(FG)を導き出して 19-17で勝った。

2000年のドラフト 6巡 199位指名でペイトリオッツに入団したブレイディは 2年目から先発として活躍し、6度のスーパーボウル制覇を達成した。 年齢的な衰えを理由に昨年 3月に放出されてバッカニアーズに移籍したが、 チームが変わっても実力に陰りはなく、2月に 7度目のスーパーボウル制覇を達成した。

試合会場に詰め寄せたファンは帰ってきた英雄を歓声とブーイングで歓迎した。

「ここで出会った人は自分の人生を大きく変えた。 自分のフットボール人生を特別にしてくれた。」- ブレイディ

ブレイディはパスで 269y獲得し、4Qにドリュー・ブリーズの通算パス 80,358y獲得のNFL記録を更新した。

試合は雨の中で行われた。 ディフェンス戦となってロスコアで進み、 前半はペイトリオッツが 7-6とリードして折り返した。

後半はともに追加点を入れて 4Q途中に 14-13となり、 バッカニアーズは残り 8分でKライアン・サカップが 27yFGを成功して逆転し、 ペイトリオッツは残り 4分半でKニック・フォークが 27yFGを成功して 17-16となった。

バッカニアーズは続く攻撃を自陣 25yから開始し、 1プレイ目にロングパスを投げてディフェンスのパスインターフェア反則によって大きく敵陣に前進した。 さらにブレイディが 4y、11y、8yとパスを決めて敵陣 30yに達した。そこでサカップが登場し、 雨の悪条件を苦にせずに 48yFGを成功して逆転した。

ペイトリオッツは続く攻撃を自陣 25y、残り 1分 57秒から開始し、 ドラフト 1巡 15位指名の新人QBマック・ジョーンズがショートパスをつないで進み、 敵陣 37yで 4th-and-3となった。 降り続いていた雨は激しくなり、キッカーにとって困難な状況だったが、 ビル・ベリチック監督はギャンブルを選ばずに 56yFGで勝ちを目指した。

フォークはFG 36回連続成功で好調だったが、 土砂降りの雨が邪魔をした。 蹴ったボールは飛距離が足りていたが、 左に曲がって左アップライトを直撃し、 「ドーン」と鈍い音を立て跳ね返され、失敗した。

バッカニアーズがニーダウンして残り時間を消費して勝った。 3勝 1敗となった。

ペイトリオッツは 2連敗で 1勝 3敗となった。