最優秀選手(MVP)には 4タッチダウン(TD)パスを決めた ペイトリオッツのQBトム・ブレイディが選ばれた。
後半はシーホークスが有利に進め、 最初の攻撃で 27yフィールドゴール(FG)を入れて勝ち越し、 続く守備でインターセプトを奪った後、 QBラッセル・ウィルソンがWRダグ・ボールドウィンへ 3yTDパスを決めて 24-14とリードした。
ペイトリオッツは 4Q残り 8分でブレイディがWRダニー・アメンドラへ 4yTDパス、 残り 2分でWRジュリアン・エデルマンへ 3yTDパスを決めて逆転した。
シーホークスは続く攻撃を自陣 20yから開始し、 4プレイ目にロングパスを投げ、ディフェンスと競りあったWRジャーメイン・カースが倒れながら身体の上に落ちたボールを巧みにキャッチするビッグプレイを決めた。 敵陣 5yまで前進して再逆転の好機を得て次のプレイはRBマーショーン・リンチがボールを持って残り 1yまで走った。
次のプレイはパスを行い、ウィルソンが右シュートスラントのWRリカルド・ロケットを狙ったが、 プレイを読んだペイトリオッツの ドラフト外新人CBマルコム・バトラーが前に上がってゴールライン際でインターセプトして失点を阻止した。
残りは 20秒で、ペイトリオッツが勝利をほぼ手中にしたが、続く攻撃は自陣 1yから開始となり、ニーダウンができなかった。 タイムアウトをとった後、ハードカウントを使ってシーホークスのエンクローチメント反則を誘うことに成功し、5y前進した。
この時点でビル・ベリチック監督はサイドラインでガッツポーズをとり、勝利を確信した。 2回ニーダウンを行って栄光の瞬間となった。
ブレイディは 6回目のスーパーボウル出場でTDパスを歴代最多の 13に伸ばした。 これまではジョー・モンタナの 11だった。