7年ぶりの制覇を目指したペイトリオッツは最後にQBトム・ブレイディが自陣 49yからロングパスを投げたが、エンドゾーン内で叩き落されて 再逆転できずに終わった。
両チームは 4年前の第42回スーパーボウルでも対戦し、 今回と同様に 4Q残り 35秒でQBイーライ・マニングがWRプラクシコ・バレスへ 13yTDパスを決めてジャイアンツが 17-14で逆転勝利を飾った。
試合はジャイアンツが 1Qに先行し、ディフェンスがブレイディにプレッシャーをかけてエンドゾーン内でインテンショナル・グラウンディング反則を誘発してセイフティで先制した。
続くオフェンスはRBアーマド・ブラッドショーの 24yランなどで 敵陣に攻め込み、最後にマニングがWRヴィクター・クルスへ 2yTDパスを決めて 9-0とした。
ペイトリオッツは 2Qに反撃し、Kスティーヴン・ゴストコフスキーが 29yFGを決めて 6点差にした。 さらに残り 15秒でブレイディがRBダニー・ウッドヘッドへ 4yTDパスを決めて 10-9と逆転した。
後半はペイトリオッツが最初の攻撃シリーズで 追加点を入れ、ブレイディがTEアーロン・ヘルナンデス へ 12yTDパスを決めて 17-9と引き離した。
ジャイアンツは続く 2回の攻撃で敵陣レッドゾーン内に 攻め込み、タッチダウンを奪えなかったが、 フィールドゴール 2本を成功させて 17-15と 2点差に追い上げた。
4QはジャイアンツのLBチェイス・ブラックバーンがブレイディのロングパスをインターセプトして失点を阻止した。この試合のターンオーバーは この 1回だけだった。
ジャイアンツは続く攻撃で得点できずにパントしたが、残り 3分 46秒、自陣 12yから得た次の攻撃では 1プレイ目にマニングが WRマリオ・マニンガムへ 38yパスを通して大きく前進し、その後も連続してパスを決めて深く攻め入った。 残り 1分 15秒で敵陣 11yに達し、そこからランを 2回やって 2回目にブラッドショーが中央に大きく開いた穴を抜けてタッチダウンした。
ペイトリオッツは残り 57秒、自陣 20yから最後の攻撃に出て、すぐに 4th-and-14に追い込まれたが、 ブレイディが 19yパスをWRディオン・ブランチに決めて前進を続けた。 4プレイ後に自陣 49yで残り 5秒となり、最後のロングパスとなった。 ブレイディが放ったボールはエンドゾーンに達したが、ジャイアンツの選手が一斉に飛びついて 叩き落し、試合終了となった。