前半は49ナースが有利に進め、2QにWRジュワン・ジェニングスが投げたパスをRBクリスチャン・マキャフリーが受けて 21yTDにし、10-3とリードした。
チーフスは 3Qにパントでターンオーバーを奪い、敵陣 16yで攻撃権を得て次のプレイでQBパトリック・マホームズがWRマークェス・バルデス=スキャントリングに 16yTDパスを決めて 13-10と逆転した。 4Qは49ナースに 10yTDパスを決められてリードを許したが、 残り 3秒でKハリソン・バトカーが 29yFGを決めて 19-19とした。
延長は49ナースが先攻を取って RBクリスチャン・マキャフリーのランとレシーブで前進し、 敵陣 9yに進んだが、タッチダウン(TD)をとれなかった。 Kジェイク・ムーディーが 27yFGを成功して勝ち越した。
チーフスは続く攻撃を自陣 25yから開始し、 4プレイ後に 4th-and-1に追い込まれたが、QBパトリック・マホームズの ランでファーストダウンを更新し、前進を続けた。
WRラシー・ライスに 13yパスを決めて敵陣に攻め込み、 マホームズがスクランブルをかけて 19y走ってレッドゾーンに進んだ。 さらにTEトラビス・ケルシーに 7yパスを決めてゴール前に達し、 最後に右サイドに出たWRメコール・ハードマンに 3yTDパスを通して 劇的な逆転勝ちを決めた。
スーパーボウルの 2連覇は 第38回・第39回優勝のペイトリオッツ以来、18年ぶりとなった。
試合の最優秀選手(MVP)にはマホームズが選ばれた。
試合にはケルシーと交際している人気歌手のテイラー・スウィフトが観戦に訪れた。 終了後にフィールドに降りて優勝を祝福した。
3点差での決着は 3年連続となった。 プレイ時間 74分 57秒はスーパーボウル史上最長となった。
49ナースのムーディーは 2Qに 55yFGを成功してスーパーボウルの最長記録を更新した。 チーフスのバトカーは 3Qに 57yFGを成功してその記録を上回った。