NFL2016シーズンのルール改正

2016シーズンのルール改正

  • 守備コーチが選手に指示を送る通信システムの使用がコーチブースからも可能。
  • 2015年に試験導入されたタッチダウン後のエクストラポイントキックの位置を 15ヤードにするルール改正を正式導入。
  • チョップブロックを全面禁止。
  • 「ホースカラー・タックル」が厳しくなり、ユニフォーム背中の名前部分、あるいはその上をつかんで倒す行為が反則。
  • 「ディレイ・オブ・ゲーム」反則に対して時間が無くなる前にタイムアウトを取らなくてもタイムアウトを使って反則を回避することが可能。
  • レシーバーによる前パスの「イリーガル・タッチ」反則の罰則が 5ヤード罰退からロスオブダウンに変更。

2016シーズンに試験導入されるルール改正

  • キックオフでタッチバックした時、プレイ開始地点を 20ヤードから 25ヤードに変更。タッチバックを減らしてリターンを増やすのが狙い。
  • パーソナルファール「アンスポーツマンライク・コンダント」を 2回受けた選手は自動的に退場。 別名「オデル・ベッカム・ルール」。 2015シーズンのWRオデル・ベッカムとパンサーズのCBジョシュ・ノーマンの一件によって 試験導入が決定された。

リプレイ判定の適用範囲拡大

  • スナップ時にフィールド上にいた選手の数。

プレイ以外のルール改正

  • フードがついた上着をユニフォームの下に着用することが禁止。フードが背中の名前を隠すため。
  • 選手が負傷した時に監督以外のコーチがフィール内に入ることを禁止。
  • 審判がコイントスに失敗した場合、もう一度コイントスできる。
  • プラクティス・スクワッド登録の 2年経験選手枠が 2から 4に拡大。
  • 故障者リポートの「プロバブル」(Probable/出場可能性75パーセント)が廃止。

故障者リポートのカテゴリ

2016シーズンから
「クエスチョナブル」(Questionable) 試合を欠場する可能性がある
「ダウトフル」(Doubtful) 出場する可能性より出場しない可能性が高い
「アウト」(Out) 出場しない

2015シーズン以前
「プロバブル」(Probable) 出場可能性 75パーセント
「クエスチョナブル」(Questionable) 出場可能性 50パーセント
「ダウトフル」(Doubtful) 出場可能性 25パーセント
「アウト」(Out) 出場可能性 0パーセント