バックスは東の第1シードで優勝候補だったが、まさかの 1回戦敗退となった。
プレーインから勝ち上がった第8シードのヒートはジミー・バトラーが連日の活躍で大波乱を巻き起こした。 第4戦で歴代 4位の 56点を記録し、この日も 47分間の出場で 42点のハッスルぶりだった。
3Q途中にヒートが 81-80とリードした後、 バックスがディフェンスを厳しくして失点を止め、 3ポイントを効果的に決めて一方的に得点して 102-86として 3Qを終えた。
4Qは壮絶なディフェンス戦となり、ヒートはヤニス・アデトクンボを徹底マークして シュートを阻止して 4点に抑え込むことに成功した。 点差を詰めていき、残り 14秒で 117-113と 4点差があったが、ゲイブ・ビンセントが右ウィングから 3ポイントを入れて 1点差にした。
バックスにフリースロー 1投を返された後、 残り 2.1秒から最後の攻撃に出てインバウンズパスをゴール上に投げあげ、 バトラーがジャンプして受けてアリウープ・ダンクできなかったが、 態勢を崩しながら曲芸的なワンハンドシュートを決めて同点にした。
延長はヒートがリードして残り 1分半で 126-119とした。
バックスは粘って残り 29秒でアデトクンボがリバウンドからレイアップを入れて 2点差にし、 ヒートが 3ポイントを失敗したリバウンドをアデトクンボが獲ってそのまま攻めた。 ドリブルで進んでシュートせずにクリス・ミドルトンにパスし、ミドルトンもシュートせずにパスした。 グレイソン・アレンが受けてリング下からレイアップしたが、その前に終了のブザーが鳴って決着した。
マイク・ブデンホルザー監督は最後のプレイでタイムアウトをとらなかったことについて「その方が有利と判断した」としたが、「とっていた方がよかった」と振り返った。
バックスはアデトクンボが 38点 20リバウンド、ブルック・ロペスが 18点 10リバウンド、 ジリュ・ホリデイが 16点 9リバウンドだった。
ヒートはビンセントが 22点、バム・アデバヨが 20点 10リバウンド 10アシストだった。
東第1シードの #バックス が敗退する波乱が起こり、延長勝ちした #ヒート が 2季連続のプレーオフ 2回戦に進んだ。https://t.co/tD9kjk2njs
— TSP SPORTS (@tspspo) April 27, 2023
ヒート 128 - 126 バックスhttps://t.co/HDfOYw3LiN
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延長最後のプレイpic.twitter.com/ub3f7A12YH