1Qの守備でディロン・ブルックスがシュートにいったゲイリー・ペイトンの頭部を背後から強く叩くラフプレイがあり、 フレイグラント2ファウルをとられて退場した。波乱の幕開けとなったが、これによってモラントにスイッチが入った。
モラントは長短のシュートを次々と決めて得点を伸ばし、 前半に 23点あげて 56-51とリードした。
後半は勢いが衰えて逆転され、4Q開始直後に 81-77とされたが、 終盤は再びモラントがシュートを決めて盛り返した。
4Q残り 2分半でモラントが 3ポイントを入れて 98-97とリードし、 さらにモラントがジャンプシュートとフリースローで追加点を入れて残り 49秒で 102-99とした。
ウォリアーズはドレイモンド・グリーンがレイアップを返して 1点差にしたが、 それが最後の得点となり、逆転できなかった。 グリズリーズはモラントがジャンプシュートとフリースローで追加点を入れて逃げ切った。
モラントは 3ポイントを 5本入れ、フリースローを 12投入れた。 フィールドゴール(FG)成功率は 15/31、48.4パーセントだった。 8リバウンド 8アシストだった。
プレーオフでの 47点は昨年 5月 26日のジャズ戦以来、2度目となった。 23歳未満の選手がプレーオフで 45点以上を 2度記録したのはコービー・ブライアントとレブロン・ジェームズに次いで史上 3人目となった。
ウォリアーズは 3ポイントを 7本しか決められずに爆発力を欠いた。 ステフィン・カリーが 27点 9リバウンド 8アシスト、 ジョーダン・プールが 20点、アンドリュー・ウィギンズが 16点 9リバウンドだった。