NBAプレーオフ 2回戦 2020

UPDATED 2020/9/7

アデトクンボ負傷退場
エースを欠くもバックス延長勝ち

9月 6日 -- 東カンファレンスのプレーオフ 2回戦は 3連敗で後がないバックスヒートと第4戦を行い、 ヤニス・アデトクンボが 2Qに右足首を捻挫してロッカールームに下がり、 絶体絶命の危機に追い込まれたが、延長の末に 116-112で勝ち、4連敗での敗退を阻止した。

1Qにヒートが 31-22とリードし、バックスは 2Q開始からアデトクンボが連続得点して 1点差に接近したが、 リンク下からレイアップに行った時にディフェンスと絡んで負傷し、倒れ込んだ。 立ち上がった後はトレーナーの肩を借りてロッカールームに下がった。 その後はプレイしなかった。

バックスは絶対エースを失って方向性を見失いそうになったが、 クリス・ミドルトンを中心に攻めて得点を伸ばした。 控えのジョージ・ヒルとドンテ・ディビンツェンゾも要所で活躍して穴を埋めた。

4Qは残り 8分半からブルック・ロペスが 3ポイントを 2本入れるなど、12点連取して 104-100とリードした。 その後はヒートに追いつかれ、残り 1分を切ってタイラー・ヒーローに 3ポイントを決められて 107-106と逆転された。

残り 1.9秒でディビンツェンゾがファウルを受け、フリースロー 2投を得て再逆転のチャンスだったが、1投目を外した。2投目を入れて同点にした。

ヒートは最後にゴラン・ドラギッチが左コーナーから 3ポイントを放ったが、決まらなかった。

延長はミドルトンが連続シュートを決めて残り 1分を切ってバックスが 113-109とリードした。 ヒートはヒーローが正面から 3ポイントを入れて残り 3.4秒で 1点差に接近したが、逆転できなかった。

バックスはミドルトンがフリースロー 2投を入れて残り 2.2秒で 3点差にした。 最後の守備はヒートのパスを奪ってシュートを阻止して逃げ切った。

ミドルトンが 36点 8リバウンド 8アシスト、 ロペスとエリック・ブレッドソーが 14点だった。

ヒートはバム・アデバヨが 26点 12リバウンド 8アシスト、 ダンカン・ロビンソンが 3ポイントを 6本入れて 20点、 ジェイ・クラウダーも 6本入れて 18点だった。

第1戦で 40点、第3戦で 30点を記録したジミー・バトラーは 17点にとどまった。