NBAプレーオフ 1回戦 2020

UPDATED 2020/8/30

ロケッツ 3Q攻勢で勝利
タッカーとシュルーダー退場

8月 29日 -- NBAプレーオフは人種差別に抗議する中断から 4日ぶりに再開し、 ラッセル・ウェストブルックが復帰したロケッツサンダーとの 1回戦・第5戦に 114-80で勝ち、対戦成績を 3-2とリードした。

ウェストブルックは膝の筋肉を傷めて 12日から欠場していた。 19日ぶりの出場となり、実践感覚がつかめずにフィールドゴール(FG)成功率が 3/13と低くかった。7点にとどまった。

ジェームズ・ハーデンが長短のシュートを効果的に決めて得点を伸ばした。 31点の活躍だった。ロバート・コビントンが 3ポイントを 6本入れて 22点 7リバウンド、 エリック・ゴードンが 20点だった。

ロケッツは開始から一方的にシュートを決めて 1Q途中に 20-7と大きくリードしたが、 2Qに反撃されて追いつかれ、48-45とわずか 3点リードで前半を終えた。

3Qはディフェンスを厳しくして失点を少なくし、 ゴードンとコビントンが効果的にシュートを決めて得点を伸ばして引き離した。 残り 7分半で 67-47と 20点差をつけた。

サンダーはここで、 前半だけで 19点あげていたデニス・シュルーダーがスクリーンをかけた ロケッツの P.J.タッカーにタックルすように当たりに行って倒れるプレイがあった。 怒ったタッカーがシュルーダーに詰め寄り、騒然とした。

二人はすぐに引き離されて乱闘にはならなかった。 審判団がビデオ判定してシュルーダーにフレイグラント2ファウルをとり、 シュルーダーは退場処分になった。タッカーも詰め寄ったシュルーダーに頭突きをしていることが判り、退場処分になった。

サンダーはシュルーダーを失ったことによってオフェンスを構築できなくなり、 得点を伸ばせずに終わった。