序盤から互角の攻防が続き、4Qは残り 1分半で 99-99となった。 ロケッツはフリースロー 2投を入れて勝ち越し、 スパーズは残り 34秒でエマニュエル・ジノビリがレイアップを入れて 101-101とした。
ロケッツは残り 11秒でジェームズ・ハーデンがジャンプシュートを放ったが、 その時にディフェンスについたジョナソン・シモンズを押し倒して反則を取られ、ターンオーバーとなった。
スパーズは最後の攻撃でパティ・ミルズがボールを持ってドリブルし、 中央から 3ポイントを打ちに行き、ディフェンスを交わそうとしてフェイントを入れ、 その時に終了のブザーが鳴った。シュートは決まったが、得点は認められなかった。
延長は開始から両チームともシュートを外し、3分間は無得点だった。 ロケッツは右コーナーからパトリック・ビバリーが 3ポイントを入れて均衡を破った。
スパーズはシモンズがフリースロー 2投を入れ、 残り 56秒でダニー・グリーンが中央から 3ポイントを入れて 106-104と逆転した。
ロケッツは直後にライアン・アンダーソンが右コーナーから 3ポイントを入れて再逆転したが、 その後はシュートを決められなった。
スパーズはグリーンが反則を受けながらレイアップを入れ、フリースローも決めて 109-107とリードした。 さらに残り 15秒でグリーンがフリースロー 1投を追加して 3点差にした。
ロケッツは最後にハーデンが 3ポイントを打とうとしたが、 背後からジノビリに手を出されてブロックされ、シュートできずに終了のブザーが鳴った。
スパーズは欠場のトニー・パーカーに代わってミルズが先発出場した。 3ポイントを 5本入れて 20点あげた。 第3戦と第4戦で先発した新人のジャマール・マリーはベンチスタートに戻り、出場機会はなかった。
カワイ・レナードが 22点 15リバウンド、ラマーカス・アルドリッジが 18点 14リバウンド、 グリーンが延長で 7点入れて 16点あげた。
4Q最後にミルズが時間内にシュートを打てなかったプレイはセンターのパウ・ガソルがスクリーンをかける予定だったが、 間違えてリング下に入り、プレイが崩れた。 グレッグ・ポポヴィッチ監督が激怒してベンチに戻ったガソルを叱責した。
ロケッツは 7人ローテーションで戦った。アンダーソンが先発から外れてベンチスタートになり、 代わりにエリック・ゴードンが先発してスモールラインナップを使った。 ゴードンは 3ポイント成功率が 1/6と振るわずに 11点 6リバウンドだった。
ハーデンが 33点 10リバウンド 10アシスト、 ビバリーが 3ポイントを 5本入れて 20点、アンダーソンが 19点 7リバウンドだった。